NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 NEWS EXPO・大阪 9/22 夜

こちらはNEWS EXPO 大阪 9/22 夜公演に参戦してきたブログです。

Snow Man初単独ドーム後にブログを書いておきたいと思いながら結局書けずじまいだったので20周年ツアーであるNEWS EXPOはどうしても書き残したかった。ということで自分比スピード感重視で書いていく日記です。でもすでに記憶曖昧な部分多め。

…と下書きを一通り書いてブログのアップをしないままにしていたら、その間に福井・横アリ公演が過ぎ去りプレスの記事が写真付きで上がってしまった。だけどとりあえずこのブログは答え合わせはせずに一旦アップしてしまおうと思います。そのため記憶違い多数あるかと思われます

セトリバレネタバレ多数ですので注意お願いします

 

 

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・席、ステージ構成

・衣装など

・歌、演出など

・コヤシゲ

・増田さんと『青いベンチ

・見学の後輩

・美しい希望とはファンと見る未来

 

 

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・席、ステージ構成

下手側寄りのほぼステージ正面なスタンド席半ば、という演出を見るにはもってこいの位置。顔を見るには少し遠いけれどもわたしはNEWSのコンサートでは演出を見たい。ステージ構成を見下ろしておや?と思ったのはセンステ・バクステがないということと、NEVERLANDの極太花道を思わせる横幅の広い動線。でもステージが存在するのはメンステだけだし、トロッコで通るのかな?にしては広いしなんかゴツいレーンがあるな?とはてなが飛んでたけど、まさかメンステの一部が可動性で飛び出たり引っ込んだりするとは思わなかった。あれなんていえばいいんだろう…ムビステってことでいいんだろうか。大きさとモニターがついてるという点はフロート寄りな感じ。あいかわらずNEWSは突飛で面白いことを仕掛けてくるな~!これだから好き!

 

 

・衣装など

今回の衣装は増田さんが連載をもつ雑誌『装苑』を出している文化服装学院の学生さんがデザインを描いてくれて、そこに増田さんやいつもの衣装チームがアレンジなど手を加え作ったものだったそう。先の公演のMCなどでその話を聞いていて楽しみ半分不安半分で入ったんだけど、結論めちゃくちゃよかったです、大感謝

1着目の衣装は学生さんのデザイン(おそらく)の中では攻め枠の衣装だった。増田さんアイディアの奇抜さとはまた違った感じの攻め方だなあと思った。3人それぞれのテイストはほぼバラバラといった感じなんだけど、3人で立っているとなぜかまとまっているように見え、この衣装を着たNEWSは例えるなら王国に存在する三大勢力だった。小山さんのジャケット系衣装はナイトっぽいというか正統派な雰囲気、生地もスエード(に見えたけど遠目なので違うかも)のしっかりした作りという感じで、つまり王国の中でも王家寄りの人物だなって思った。小山さんの長身によく合ってかっこよかった…。小山さんの衣装に関してはデザインがというより色使いが面白かった。シゲアキさんの衣装はさらに一風変わっていてパフスリーブみたいに肩にボリュームがあり、片腕に長いグローブを嵌めていた。もう片腕は素手だったはず。形も色使いも変わっていて面白かった。ベージュのハットとふわふわ長い黒髪が只者ではない雰囲気で、かわいいのにかっこよかった。たぶん王国側とも裏社会側とも通じている存在。宝石とか売ってそう。増田さんはゴージャスでリッチな裏世界の帝王だった。衣装の細部を失念してしまったんだけどWhiteのBYAKUYAの黒NEWSを思わせる雰囲気の圧があった。パイロットサングラス+きらきらしたチェーンのめがねストラップでアブなさが増幅している。彼に逆らったらこの国では生きていけなさそうだった。つまりNEWSがこの王国を牛耳る実質権力者だった。

2着目の衣装、これがまたすごかった。断言するけどNEWSを女神だと思ってる人によるデザインに違いない。神聖さがとんでもなかった。NEWS、アテネとヘラとアフロディーテだったもん。そして各々の少しずつ異なるテイストが3人によく似合っていた。白色のジャケットとボリュームのあるボトムスに金色の装飾が施されていて、小山さんとシゲアキさんのボトムスはふわっとしたスカートのようなシルエットで小山さんはかなりやわらかそうな布がたっぷり、増田さんはもっとハリのある生地でボリューミーなワイドパンツ。たしかシゲアキさんのジャケットは後ろ側が長く伸びていたと思う。3人の骨格や似合うデザインがよく考慮された衣装だった。白×金色で王道といえば王道寄りともいえるけどわたしは勝手にもっと不可侵で貴い神々しさを感じていた。NEWSの3人が着ることでそんな価値が付与されるのならそれはもうNEWSが女神ということだ。アテネとヘラとアフロディーテが歌い微笑みを民衆に向ける、ほらそういう宗教画の出来上がりだ。

共通衣装3着目も学生さんによるデザインだと思う。いい意味で若いNEWSが着てそうな感じ(伝わらない)。タータンチェックがかわいかった…。小山さんは私服でもよく着ている赤系のチェックでそれはもうよく似合っていた。小山さんって赤が似合うよね。(ところで記憶があいまいなんだけど増田さんのチェックは青色だったよね…?赤と青と、後述するピンクがNEWSの文脈において何を示しているのか、わたしたちは知っている)

あとは順番や細部を忘れてしまったので箇条書き。

・シゲアキさんのソロ曲衣装(落語家風の衣装だったので羽織のはず)の背中に見返り美人図が描かれていたのだけど、シゲアキさんがその背中をこちらに向けながらはけていって次に始まるのが小山さんのソロ曲『ミカエリビジン』なのは何?そのつながりを考えた原動力は小山さんへの愛?コヤシゲなに?

・派手派手しいピンクの上着は少なくない人数のファンが例の衣装を彷彿としたんじゃなかろうか。そしてあの衣装は、4人の揃い衣装でもあったけど15周年コンサートではメンカラ衣装としてピンクを担っていた

 

 

・歌、演出など

開演前は気付かなかったけどメンステ上部の横長モニターがせり出してくる仕様で、そこにはNEWSお得意の曲中映像が表示されるから立体的に世界観が表現されてより没入することができる形だった。また今年も生バンドの皆さんに帯同してもらえているのがありがたい。とある曲(失念)の間奏では佐々木”コジロー”貴之さんのギターが荒ぶりまくっていてこれを浴びれるのがNEWSのコンサートなんだと思うと最高の気分だった…。NEWS自身の歌声も安定していたと思う。やっぱり去年の”音楽”ツアーを完走したことは大きいんじゃないかな。小山さんの低音は響き渡りシゲアキさんの安定した歌声に聞き入りながら増田さんの超越した表現に圧倒される、本日2公演目だとは思わない素晴らしい歌いっぷりだった。

そんな映像+生バンド+年々進化するNEWSの歌声で披露される曲の数々の中、特に『夜よ踊れ』はこれまでに披露してきたどのパフォーマンスよりよかったと思えた。映像と音とそれから会場を包むレーザーの演出がもう完璧だった。そうなんだよNEWSは光の使い方がとんでもなく良いんだ。それから3人での歌声も。正直に言うとあれは4人の歌声で構成されるのが不動の一番だと感じていたのだけど今回のパフォーマンスを受けて「ああ、3人の曲になれた」と感じることができた。アイドルオタクなんて主観でなんぼだから、誰でもない自分自身がそう思えたことがうれしかったしそう思わせてくれた3人がまた好きになった。

『夜よ踊れ』以外にも演出がいいなと思った曲はたくさんあったのだけど詳細が思い出せないのがもどかしい…。これは前からそうなんだけどNEWSって映像も光の演出も上手で空間ごと魅せてくれる。NEWS EXPOでもそれを当たり前のように感じられたのがうれしかった。

『ギフテッド』はしっかり踊りがついていて歓喜した。あと確か『Haqqy』、曲終わりに赤色のレーザーがまるでがちがちに絡み合い縛りあった赤い糸のオブジェのようになって会場の中心に現れたのには息をのんだ。曲の怪しい雰囲気をレーザーを使って一つの具象で圧倒的に表現するなんてとんでもねえな、と思った。どこからそんなアイディアが生まれてくるんだろう。NEWSって本当にすごい…。

あとは正面スクリーンを真っ白にして光源と成す使い方がやっぱり面白い。当然のように映像を映して演出するものだと思いがちなところをNEWSはそうじゃないスクリーンの活用法を見出している。NEWSのコンサートが好きな理由はまさにここにある。わたしたちを愛してくれるNEWSに会いたいから、そしてNEWSの創造的なアイディアを浴びたいからNEWSのコンサートに入るんだ。

 

 

・コヤシゲ

セトリや曲順上の理由(ユニ曲があったり2人でのMCがあったり)なのか、それともこの日が特段そうだったのかはわからない。けどなんか、わたしはコンサート中に何度も「今日のコヤシゲ1.3倍仲良しじゃん?」と思ってた。仲良しっていうかシゲアキさんちょっと今日小山こやまぁモードじゃないか???と。コヤシゲMC中に懐かしい話をし始め、シゲアキさんが昔はホテルも一緒の部屋だったと言うからそれを受けた小山さんが「草野と一緒だったね」と話を展開させようとして、でもシゲアキさんは”コヤシゲ2人が”同じ部屋に泊まっていたときの話をしたかったので「違うよ部屋のドライヤー使って歌ったじゃん」と話し始めて。もうこっちの感情がめちゃくちゃにされた。たぶんだけど小山さんは脱退メンバーの名前が多く出た大阪公演の流れを汲み草野くんの名前を出したんだよね、でもシゲアキさんはあくまで2人の話をしたくて話題を振ったのよね…(笑)こやしげこやしげ。

それと小山さんが2人でお風呂に入ったときの話をしたときもこやしげで…。シゲアキさんは広いお風呂でストレッチをしたい人で両腕両脚をばーんと広げて入浴していたそうなんだけど、それを再現する小山さんにきゃっきゃしながら「それオードリーの春日さんじゃん(笑)」と自由に脱線ツッコミをしてみたり、「(ストレッチするのは)いいけど俺が目の前にいるんだからさぁ」と言う小山さんに「いいじゃん別に見たことないわけじゃないし。俺も見たことあるし(謎の手の形をしながら)」とまあまあなことを言ったりしてた。ちなみにセリフ部分は全部ニュアンスで書いています。

文字では伝わらないかもだけど全体を通してどうもシゲアキさんの気まぐれな甘えスイッチが入っていたように見えた。こやまと話すの楽しーみたいな。過去の青春とも呼べる時期に披露したユニ曲がそういう気分にさせたのかなあなんて感じた。

チラリズム、わたしは諸々の理由でセトリ入りしないものだと思っていたので当時に似せたシャツ+赤べスト+黒縁メガネのコーデで当時の映像をバックにしながら踊るコヤシゲを見ながらこれは夢か?と疑ってたしアウトロを聞きながらうれしいなあ…と噛みしめていたから、次の曲への感情はスタートダッシュに失敗した。だって『チラリズム』以上に『青いベンチ』をやるなんて思ってなかったから。

 

 

・増田さんと『青いベンチ

いや本当に、テゴマス曲をやるんだっていう心構えをしてなかったのであのイントロが流れ始めた瞬間に自分の身体中がふわっとしたのがわかった。血の気が引くとか脱力するとかってこういう感覚なんだろうなって頭のどこかで思った。ぎゅっと握りしめて上げていたペンラもなんとかつかめている状態。コヤシゲが『チラリズム』をやらないだろうと思っていた理由のひとつは増田さんがテゴマスの曲をやるという想定をしていなかったからだった。いや、よく考えてセトリ予想をしていたらわかっていたのかな。でも少なくとも私の心臓はその準備が足りてなかった。そんな間も増田さんは一人で『青いベンチ』を歌っていた。ハモリがない『青いベンチ』はさみしくて、でもそんな気持ちを吹き飛ばそうといわんばかりに増田さん一人での歌声はとても力強かった。増田さんの歌唱力ってすごくて生で浴びれることを誇らしく思うくらいに身体に響くしいろんな表情を持っている。わたしが特に増田貴久ってすごいんだぞと言って回りたくなるのは例えば『JUMP AROUND』や『JUNK』なんかの帝王・増田貴久だったり『未来へ』みたいに大地へ轟くような自然の王・増田貴久の歌声なのに、今回に限っては一人でテゴマス曲を歌うことへの説得力を一番にすごいと思った。あの瞬間わたしはたしかに増田貴久の歌声によって説得させられていたなあと思う。

 

 

・見学の後輩

この日見学に来てくれていたのは伊藤篤志くんと池田宗磨くん。あちゅは手土産を持ってきてくれたそう。関ジュの子は誰から聞いても手土産に関してしっかりしているからすごい。池田宗磨くんはカメラに抜かれた瞬間NEWSも会場もびっくりするぐらい号泣していて、手に持ったこやますのサイン入り顔うちわとグッズTシャツを一生懸命カメラに映そうとしてくれていた。楽屋に挨拶に来てくれたときにこやますがサインしてあげたのだがちょうどそのときシゲアキさんは部屋にいなかったそう。シゲアキさんはトロッコでバクステ側(ステージないけど)に向かったとき池田宗磨くんを見ていたそうで、「号泣しながら『フレーフレー!』してた」と笑っていた。そんな池田宗磨くんの健気さとあちゅのかわいらしさに会場は心奪われまくりだった。癒しをありがとう、NEWSを見に来てくれてありがとう。最後の挨拶で増田さんが「Jr.の後輩たちにこの先輩がいる事務所を選んでよかったと思えるように頑張る」「かっこよかった?」と呼びかけたとき、恐らく池田宗磨くんと思われるペンラが激しくぶんぶんと振り回されているのが見えてたまらない気持ちになった。

池田宗磨くんの名前や憧れの先輩が増田さんなことを知ったのは終演後にレポを読んでいたときだったので存在を知らなかったことは申し訳ないんだけど、こんな風に熱を帯びてNEWSのコンサートを見てくれる後輩がいることが胸を打った。それはNEWSのコンサートという優れたエンターテインメントからなにかを持って帰ってくれる後輩がいてほしいという願いが少し満たされたと同時にNEWSはまだローティーンの彼の感情をこんなにも揺さぶる存在なんだなあと感じられたから。不当に過剰な誹謗中傷を受け自分たちの将来に暗雲がさしているような状況の中で彼のような存在はきっと3人を勇気づけたと思うし、ファンであるわたしもあの光景は純粋にうれしかった。そしてファンであるわたしたちも、NEWSにとってそのような存在であればいいなと思う。

 

 

・美しい希望とはファンと見る未来

NEWSとファン悲願の東京ドーム公演が決まったという感無量の思いと背中合わせに存在する今の状況への漠然とした不安感。正反対の思いがあるタイミングにNEWS本人の言葉を直接聞ける場所があって本当によかったなと思った。NEWSが作るエンターテインメントが好きだということと、今ファンとNEWSは同じ(と言い切るのはおこがましいけど)方向を見てるんだということを再認識できた、と思っている。

今後がどうなるかは見えないままだけど多分わたしたちはNEWSのことをもっと信じて時に寄りかかってもいいんだろうな。そう思わせてくれたNEWSのこと、これからも好きだしこの先もいろんな未来を一緒に見たい。美しい希望を一緒に叫びたい。さあ、まずは待ちかねていた舞台・東京ドームへ。夢を目指すNEWSに幸あれ。

 

 

Snow Mania 11/28夜

Snow Mania 11/28夜の部に参戦してきた感想8割&レポ2割です。本当はもう少し記憶が新鮮なうちに書きたかったのに気づけば12月の中旬に差し掛かっている…!

 

ちなみにわたしの参戦スタイルは基本的に野鳥の会(自担ロックオン)、近くの他担より遠くの自担派です。角度によって諦めることもあります。

余談としては今回の席が下手側スタンド席であまりラウールくんが回ってこない位置でして、まあいつもどおり気にせず遠くのラウールくんを見続けていたわけですが、持参した双眼鏡の性能云々以上に自分の体力や視力の衰えのせいで対岸側を見続けるのがしんどくてですね…笑 次の現場が決まったあかつきには今以上のグレードの双眼鏡に買い換えようと決意した次第です。余談終わり。

 

それではセトリ順に振り返っていこうと思います。記憶があやふやで感想の濃さに偏りがありますがこんなこともあったのか~程度に読んでいただけたら。

 

  1. D.D.
  2. EVOLUTION

OPが明けいきなり激しいダンスで会場のボルテージを一気に上げるSnow Man。この2曲に共通する「新たなる世界へ挑戦してゆく」というテーマ性がそのままコンサートの世界観を一気に作り上げていきました。

ちなみにD.D.には「群れからグワッ」というメモが残されていました。抽象的すぎる。ラウールくんが兄ズのところからグワッと飛び出てきてそのダイナミックさが心に残ったんでしょうね。

ところでこの2曲はメンステでのダンスでしたが、メンステもセンステもあとたぶんバクステもなんだか狭かった…よね?会場入りしたときからあれ?と思っていて、実際9人が並ぶと各々の間合いがかなりギュウギュウに詰まっていたイメージです。もしかしてアルバムの「Snow Manギッチギチ」を踏襲してこの狭さなんだろうか。笑 踊りにくそうな雰囲気は少なくともわたしは感じられず、お互いへの信頼があるからこその空間使いだろうなあと。

また180cm越えが3人(この時点でラウールくんが190cmに到達したことは明かされていませんでした!大台ジャニーズの誕生おめでとう!)いる9人組なだけあり、とにかく抜群の存在感も印象的です。全員でそこにいるだけで場が持つ風格…!9人になって最初の単独コンサートの頃、トラジャの宮近くんだったかと思いますが、『9人いると横アリの花道をすべて埋めることができる』という旨の感想をインタビューで読んだことがあります。その頃から今に至るまで何度も「大人数を決してハンデにせず武器に変える」意識を感じとってきましたし、今回実際にこの目で見ることでこの武器を圧倒されるまでに痛感し改めてSnow Manという共同体への信頼をひとり深めたのでした。

 

  1. Delicious!!!
  2. Party! Party! Party!

 

  1. Crazy F-R-E-S-H Beat

センステでのパフォーマンス。やっぱり狭い。

センター横でのあべふかラウは3人が両手で拳銃を構える→ふかラウが阿部くんを標的にし撃つ→撃たれたはずの阿部くんが復活しあべラウで深澤くんを撃つという小芝居を楽しそうにしていました。

そんな可愛さとは打って変わり、腰を深く落としてやや上半身を逸らすポーズをしていたラウールくんがあまりにも孤高のスーパースターで…!いわゆるジョジョ立ち的な感じでしょうか。この時点でわたしの脳内レコーダーはぷすぷすと音を立て始めました。尋常でない美しさは記憶力に毒ですね。

 

  1. Hip bounce!!

もはや9人のかっこよさに会場の空気ごと呑まれていたことしか思い出せない。ラウールくんのせいだ。

詳細な記憶は消し飛んでいるものの曲中の堂々たる立ち姿に釘付けだったことは覚えています。CFBに引き続いてジョジョのイメージが浮かび、フレディ・マーキュリーマイケル・ジャクソンなど世界中の高名なエンターテイナーの姿がリンクし、この18歳が内に持つエンタメの熱量はいかほどかと想像しては計り知れなさを末恐ろしく感じていました。幕が開けてここまで20分程ではありますがラウールくんのダンスを直に見てきて彼とは「生きるエンターテイメント」なのだなと理解らせられてしまいました。決して他のメンバーがそうではないという意味で捉えてほしくないのですが、ラウールくんってパフォーマンス中に華やかじゃない瞬間がなくて。YumYumの項でも触れますが、すこし移動するだけでも、脚が長くて一歩が大きいから見栄えがすごいんですよ。彼の動きの全てが「普通」からかけ離れていてスルーできない。ひとつひとつの仕草がフックとなりわたしの視線を絡め取っていきました。

あ、それと曲の入りでジャケットを動かし(ちゅっ♡)みたいなことをしてましたね。コンサート全体を通してとにかくカメラアピールの手数が多く見ていて飽きないどころかずっとパフォーマンスしていてほしくなります。くるくる展開する物語のようなラウールくんのことをずっと見ていたい…。

 

  1. Super Sexy

(Super Sexy、個人的にアルバム収録曲のなかで一二を争うくらいに好みの曲であり生で聴けて嬉しかった~!と思っている反面、演出はもうすこし上手くいかなかったものか…と思っています…。Boxのコンセプト自体や内部に水がつたい儚さやしっとりした色気を出す仕組みは吐息を思わせる色っぽい曲調に合っていてとてもよかったんです。問題は曲の終盤、そのBoxが向かって右側に回転し正面が上手を向いたまま戻らずに曲が終わってしまった点。メンバーの背後に当たる2面がガラス仕様ではないため下手側にいる人間はモニターでしかメンバーを見られない状態になってしまったんですね。「チケ当てたんだから文句言うな」と思う人もいるかもしれませんが、、やっぱり、残念におもってしまいました。ステージ真横だったので多少の見切れは仕方ないと納得していましたが(実際OPからの登場やGRATITUDEではけていく様子は見えない席だったので)、たぶんこれわたしたちの位置だけじゃなく下手側のほとんど、会場のざっと1/3は見えてなかったんじゃないかなあ…笑 こんなに広範囲のエリアで”物理的に見えない”状況を生むこの演出は…ごめん、おいてけぼりにされたようでかなしかった!ただまあ終演後に一通り振り返り今では「Snow Manまだまだ伸びしろあるじゃ~~~~ん!!!!!!」と捉えています!いいよ、一歩ずつ成長していこうな!って感覚です。爆発的に売れたことでとまどいながらも自分たちの過去は間違っていなかったのだと謙虚に再確認の糧にし、それ以上にファンのがんばりあってこその今だとひたすら感謝を伝えてくれる彼らなので。常にすべてを吸収せんとあらゆる方向に目を光らせてやまない人たちだから。軌道修正能力が高い彼らへの信用があるからこそです。

現時点でこういう意見があちら側に一切届いていないということはないはずなので(きっとね)次のツアーでは刷新された演出でまたわたしたちをあっと驚かせてくれることを期待しています。)

 

  1. KISSIN’ MY LIPS

渡辺くんがラウールくんの膝?太もも?に手をおいたりなにやらアイコンしたりしていましたが遠目からだとイマイチ見えなかった…(悲)

 

  1. EVERYTHING IS EVERYTHING

YouTubeでRec Movieをみたときはなんて大人びた声色で歌うんだ…と感じましたがライブで聴くともう少し幼げな歌声だった印象です。成熟した兄ズの声の中に熟しきっていない若い声が入ってくるのがいい意味で面白みに転んでいたように思います。生歌ならではの味ですね。

 

  1. Sugar

どの曲だったか曖昧なのですが、このあたりでモニターに抜かれたラウールくんがにこりと微笑んでウィンクをしてくれました。一気に血圧上がった。

 

  1. P.M.G

毎公演恒例のスーパー舘様タイム。わたしが入った公演ではなんと1分54秒の大記録だったそうで、MCで「Jr.のパフォーマンス一曲分」と言われていて笑いました。見てる分にはほんの数秒だったんですけどね~?

またこのシュールな時間をしっかり”シュールな笑い”に変えるふかこじが流石でした。舘様の空気を壊さないようボソボソと一言で的確にコメントする技量…!

 

 

  1. Snow World

何やら佐久間くんがツボに入ったのか笑って歌えなくなる渡辺くん。ほかの日との比較ではないですがこの公演はなべさくの絡みが多かった気がします。あとラウールくんのお尻の位置がおかしいことに気づきました。おへその裏にお尻ある、あの人。

 

  1. Be Proud!

     

  2. Grandeur

この日ラウールくんの表現したGrandeurは「クールでシリアス」といった感じ。モニターに抜かれたとき両手のピースを顔の横で下に滑らせるような動きをしていたのですがピースから想像できる可愛らしさは一切なくオシャレでかっこいい振りになっていました。ラウールくんの表現ボキャブラリー、どこまでも果てのない宇宙のよう。また毎回楽しみにしている大サビ前のドーン!という音では眉に力が入った厳しい顔つきで曲自体のはげしさやかっこよさを印象的に表していました。わたしはラウールくんのこういうところがつくづくすきだな…。自分のなかに曲へのアプローチをしっかり持っていてそれが毎回のパフォーマンスごとに微妙に異なる。この縛られていない自由さは只者ではないと感じるし、コレクター心をくすぐる人だとも思います。「次も見たい」と思わせる武器、アイドルとして最強…。

KISSIN' MY LIPSのときのインタビューを思い出しますね。曰くソロパートの振り付けは毎回曲が始まるとイメージが湧いてきていたそうで。短いイントロのあいだに人の心を動かせるレベルのパフォーマンスを生み出せる、根っからのエンターテイナーなんですよね…。「お前(ラウール)みたいに急に降ってきた振りをオシャレにやることが出来ない」という言葉が深く染み入ります。とんでもない才能を持って生まれた人だ…。

 

・MC

  1. Secret Touch
  2. ナミヲ

長くなり読みづらいのでMCや消えたさくこじ、ナミヲのくだりは一旦割愛します。地方公演ならではな内容盛りだくさんで楽しかったのでできれば別エントリーにて記録しておきたいところです。やるやる詐欺になりそう

 

  1. HELLO HELLO

ラウ「引き寄せたら♪(ウィンク)」の可愛さたるや。なぜかパフォーマンス中だとウィンクが上手にできる件については機密事項でお願いします。

そして楽しみにしていたなべラウ背中合わせパートでは自分の方を向いているラウールくんの左肩を渡辺くんが掴み、正面を向かせている様子をしっかり確認しました。これわたしの位置からは渡辺くんがラウールくんの影にすっぽり収まっており見えなかったのですがレポによると渡辺くんが両手を差し出し(かわいい)それをラウールくんが両手でサンドし(かわいい)にやにやしている…というかわいいの大渋滞が起きていたみたいです。歌番組では死んでも背中合わせないのにファンの前ではチームキュートの名に恥じないかわいさを見せてくれるなべラウなんなんですかね?ファン冥利に尽きるが?

 

  1. TIKI TIKI

センステに寝転がったり座ったりとラフな雰囲気。それが曲調と合っていて踊りっぱなしの体力おばけSnow Manもいいけどこういうのも好きだな、ツボを押さえられてんな!

佐久間くんが「ラウール!マイク!」とハンドマイクを手渡してくれていてお世話焼いてくれるお兄ちゃんのようでした。寝転がったままで歌い始めるさくこじラウ、暖炉の前でくつろいでる海外の子供たちみたいでかわいい。

 

  1. 360m

この曲、音源で聞いていたときから一番化けた曲でした。正直バラードやミディアムテンポの楽曲はすこし苦手でYouTubeに上がった動画もめめあべなべの顔ばかり見ていたくらいなのですが、コンサート会場で聞くとまた印象が変わるもので3人の歌声に身体を預けるかのような感覚で聞き入ることができました。+act.で「CD音源と変えて歌うのは意識してるし、それがライブの醍醐味でもあるから」と言っていた渡辺くん、素敵な歌声でしたよ。すばらしいひとときをプレゼントしてくれてありがとう。

 

  1. ADDICTED TO LOVE

何者かに背後から鉄パイプで殴られ一時的な記憶を無くす映画ってありますよね?ありますね。

ADDICTED TO LOVE、それです。

双眼鏡をぴったり目につけてずっとラウールくんを追っていたのに振り返ってみるとどんなことをしていたのかまじで記憶がない。

ただただ圧倒されていたという記憶しか、ない。

メモを見返すと「3回スピン」「バクステ~センステの花道半分をムーンウォーク」、下手な絵でかかとの上に座る体勢でしゃがむ様子など書かれていますがなんっにも凄さが伝わらないよ!あの暴力的なまでのエンターテインメントを言葉で伝えるには限界があるんだ、目で浴びてもらうしかないんだ…。スノマニ明日円盤発売してくれ。

ところで日経エンタの岩本くん曰くサビ以外は敢えて振りを付けず3人の思うがままに踊っていたそうですが、この3人のオタクの中に自担ロックオンせず他の2人を見る余裕もあった人なんているんでしょうか???たぶんいないから全員分ちゃんと堪能するためにも明日円盤発売してほしい。マルチアングルつきで。

 

  1. Black Gold

この機構をいったいどう説明すれば伝わるのだろう…

円柱型のリフターに逆さの傘がついているとしか表現できない……

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リフター略図

(なんだこの図…)

傘の柄部分を支えにして身体の重心移動で傘のパラソル部分に当たるステージをぐるぐると回転させられる機構なのですが、「そんな高いリフターの上でそんな不安定なことする!?」となってしまったわたしは間違ってないはずです。笑 公園の遊具を高速で回して遊ぶ我が子をハラハラしながら見ている親の気持ちってこんなのだろうか…

とはいえサビの”Black Gold Black Gold”に合わせて左右に傘を動かすラウールくんはため息をつくぐらいにかっこよかったです。腰を落とし長い脚を90°に曲げて、意のままにステージを操っている力強い姿に心底惚れ惚れしました。

あと青のカラーサングラスをずらすカメラアピールをしてきた渡辺くんに死にました。あんなんずるい。

 

  1. Make It Hot

Make It Hotっていつから大掛かり機構曲になったんでしたっけ???おかしいなダンス曲だって思ってたけど?(2D.2D.の方を見ながら)

ダンスをミセテクレー!!!という欲望はありながらもY字状の吊りステージに腰掛けオラついた雰囲気で会場を見下ろしながら歌うSnow Manはとてもとてもかっこよかった…。

Yのうち一本の先端にラウールくんが客席側を向き足組みして腰掛けていて、その横では逆側を向いた目黒くんが片脚は下に投げ出しもう片方は立てた状態で座っていまして、わたしの角度からはまるで2人が背中合わせでいるかのように見えるわけです。もうビジュアルの強さで人が殺せるなら今だろうなと思いましたね。わたしは死にました。

足組みで帝王感を存分に見せつけたのち、高い位置まで上昇していたステージが下がり切らないうちにぴょんと飛び降りたラウールくんは元気いっぱいで微笑ましかったのですがまあまあ高さが残っていたのでびっくりしました。ラウールくん本人の腰の位置よりだいぶ高かったよ!?

スノには珍しく(?)特効が多めに使われていた印象なので早く全貌を確認するためにも明日円盤を出してほしいところです。(火花と火柱と爆破を見て興奮する蛮族オタク)

 

  1. 縁-YUÁN-

Snow Manがメインモニター側を振り返りモニターにはいっぱいのペンライトの海を背負った姿が表示される…という演出がありました。お客さんが入っていないと作り出せない光景を見せられてよかったなと思います。シリアスな表情で正面を見据えるSnow Manと合わさりとてもきれいな光景でした。

ラウールくんに変形黒グローブはめさせたスタイリストさんにボーナスあげてほしい

 

  1. Infighter

ラウールくんの見下すような顔のアップで始まり初速が最高速度のやつだ…と確信してしまいました。いや最後までずっと最高だったんですけど。CFB的な振り付けがあったり団体行動の極みかというような動きがあったりと視覚情報の津波のような構成は最高でしたし、重低音が身体に直接届くあの感覚にああいまSnow Manのライブにきてるんだな…と噛み締めました。CDのきれいな音質を耳に流すのとは違った現場だけで味わえる喜びですよね…。ああ、もう一度スノマニ入りたい…。

 

  1. YumYumYum ~SpicyGirl~

この曲でもラウールくんの特異性をまざまざと見せつけられましたね。Hip bounce!!で前述したように、YumYumの特徴的なステップ(サビの”Girl Girl”)などをみるとあきらかにみんなと移動距離が違うんですよ。童話の『みにくいアヒルの子』じゃないですが、なにか異質な存在が混じっている、そんな違和感。そしてラウールくんはそういう違和をすべて華やかさに還元できる。ラウールくんにかかれば一挙手一投足がパフォーマンスでありエンターテインメントが意思を持ったときそれはラウールくんのかたちをしているんだってことに気付いてしまったよ。

 

  1. Cry out

メンステの端から端まで広がって踊ってくれた+ラウールくんが下手側のポジションだったのでわたしの席からはよく見え、力強い動作のひとつひとつを堪能できました。どこのパートか失念してしまいましたがラウールくんのガナリが聴けたのは興奮ポイント!身体が熱くなりました。そして2D.2Dでは無かった康二くん帝王フォーメーション、ありました!歓喜!あのフォーメーション移動でぴょーんととんでもない距離を飛んで合流する阿部くんと佐久間くんを真横から拝めて最高だったな…いつもど派手なアクロバットを見せてくれる佐久間くんはもちろんですが穏やかで頭脳派な印象の強い阿部くんが身体能力を見せつけているとすごく興奮しません?スノを追うようになって2年を過ぎましたが未だにこういうギャップにやられています。

メモが正しければラウールくんは”In the zone”のときくるっとターンしていたようです。(記憶消えてる)そして首?肩?のアイソレをぶちかますラウールくん。激しい曲にイケイケの感情が乗っている最高の方程式ですね。音に合わせてヘドバンをしたままの体勢で曲が終了。

 

  1. GRATITUDE

ここまで激しくかっこよく踊ってきて急にバラードなの!?と急激な方向転換にちょっと笑いました。体力の限界ないんか?くらい何曲も踊ってたのに突然〆にかかるじゃん?

ただ以前に6人時代からのファンの方が書かれたブログのなかで『彼らはいつだってトリの楽曲に想いを乗せて届けていた』というような一文を読んだことがあり、それを思い出しながらああこのツアーで彼らが届けたかった想いはこれなんだ、と納得していました。

  

モノクロの記憶もカラフルな季節も どれもがそうかけがえない物語さ

 

ありがとう ありがとう すべての出会いに

ありがとう ありがとう すべての景色よ

ありがとう ありがとう すべての想いに

ありがとう ありがとう すべてのキセキよ

もっと伝えたい まだ果てしない未来 僕ら 包む

届けたい この限りない「愛」 僕ら 繋いで

 

「またね」笑顔で

 

この曲中はラウールくんの美しい立ち姿を存分に堪能できる時間でもありました。ファンの方ならすぐに思い浮かべられると思いますが、片方のかかとをもう片方の土踏まずにつけてVの字に開くあの立ち方です。つま先まで意識を通わせ決して重心のブレない姿はそれだけで見ごたえがあるというものでした。

はける前に全員で後ろを振り返る際の動作も全く無駄がないというのか、モタつきのない洗練された動きで足と身体を180°反対へと向けていて。たびたび話が脱線して申し訳ないのですがラウールくんはときに日本刀のようだと感じます。洗練され研ぎ澄まされた姿には美しさだけでなく畏れすら抱いてしまうような存在だと。このときの一連の動きにも美しさと同時に身の引き締まるような思いを抱き、どこか厳かなきもちでコンサート本編の閉幕を見守ったのでした。

 

 

・Inter

ここでアルバムのアバターSnow Manたちがモニターに現れ、声を出せないかわりに拍手でアンコールをしようと煽ってくれます。なぜかSnow Manの声ではなく、どうぶつの森風の加工音声でアフレコされていました。笑 テロップもゲームで使われている吹き出しに似せた表示がされておりメンバーの名前がスローライフらしくひらがな表記の中、唯一漢字で「舘様」な宮舘くん。

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アバターたちが画面上で部屋を退出してからリアルSnow Manたちがアンコのために出てきてくれるという流れは、描写が丁寧だなあと個人的に好感を抱いた部分です。「神は細部に宿る」って言いますしね。

 

EC1. Snow Man’s Life

ツアーTで登場したSnow Man。いかにもアンコっぽい!

宮舘「しょっぴー突然リップ塗る♪」渡辺「(リップクリームを取り出し実際にぬりぬり)」の替え歌には沸かざるを得なかった…それふたりで打ち合わせしてきたんですか?しんどい…苦しい…

両手をグーにしてぶりっこポーズをするはちゃめちゃかわいいラウールくんをみて笑う深澤くんもいました。あまりにも自分のキャパシティを超えたとき人って笑っちゃうよね。わかる。

佐久間(?)(曖昧です)「Hey大阪ー!また戻ってくるからなー!」

渡辺「がんばります(ガッツポーズで筋肉を見せつける)」

 

EC2. ZIG ZAG LOVE

SML含めてアンコのラウールくんはとにかく元気いっぱいで楽しそうでした。曲の世界観にあわせて自由自在に表情を変えるカメレオンのような本編での姿とは違い年相応といった感じでかわいかったです。花道からメンステへと帰る際、バレエのアラベスク(調べましたが間違っていたらごめんなさい!片脚と逆側の腕を前後に伸ばしたポーズです)で優雅にスイスイと動くゴキゲンなラウールくんがかわいいやら美しいやらで大変でした。他にも岩本くんとラウールくんがすれ違うときに笑顔で何やらやり取りをしていたり、全員での片手立ちに失敗してコテンと倒れてしまったラウールくんを阿部くんが助けていたりとかわいい絡みにニコニコでした。

幸せホルモンでおぼれそうになったところで公演が終了。それまでの公演と同じくほぼきっかり2時間で幕を閉じました。

 

 

*総括

 初めて生で見たSnow Man、とにかく存在感がすごかった。身長が全てとは思いませんがライブにおいて9人という大所帯でかつこれだけ高身長が集まっているのは強みだなと思います。バラバラに散らばったときアリーナレベルなら会場のどの席にいても誰かしらメンバーがいるし会場の間が埋まるし。こちらの方に歩いてきてくれて実感しましたが、いわめめラウだけでなく阿部くんもやはり背が高いです。178cmっていったら他のグループなら最高身長レベルですもんね。

コンサート全体としてはセトリの組み方が好みでした。特にATL以降の終盤はかっこいいダンスで盛り上げてくれて本領発揮だなと。また全体を通してダンスを常に組み込む攻め方は体力おばけ集団だからこそできた選択だと感じます。会場別曲ガチャだってメンバーからしたら曲が増えるぶん負担も増える訳ですからね…あの人たちそんなこと思ってなさそうだけど…。

省いてしまっていますがMCの感想としては渡辺くんの放る一言は編集なしでも破壊力抜群!また渡辺くんがなにかを発言するとラウールくんは真っ先に笑ったりそのネタを膨らませようと即座に乗っかっていくんだなという発見もありました。そしてしゃべりにおけるふかこじはやっぱりすごいですね!場の中心になることもバイプレイヤーにもなれる心強い存在です。

最後に、ラウールくんはわたしがこれまでツイッターで垂れ流してきたポエムの何倍も強烈な存在感でもって”ラウール”を上書きしたエンタメの原液のような人でした。「マイケル・ジャクソンって"うまい"より"すごい"って感じじゃないですか。あの感覚を抱かせるような表現ができたらって。」というインタビューがありましたがラウールくんはとっくにそのステージに到達しているのではないかと感じます。ラウールという人をもっとたくさんの人に知ってもらいたいしわたしももっとたくさんのラウールというエンタメを見たいと強く思いました。

 

とまあラウールくんへの情緒を隠すことなくつづっていたらなんと10000字をとうに超えていました。Myojoかな?

あまりレポとはいえない文章になってしまいましたが「オタクがこんなに狂ってしまうなんてラウールくんやSnow Manってすごいんだな…」という参考資料にでもなれば幸いです。ここまで読んでくださったあなた、自分の長所に”根気がある”と書き加えてください。お付き合いありがとうございました!