NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 NEWS EXPO・大阪 9/22 夜

こちらはNEWS EXPO 大阪 9/22 夜公演に参戦してきたブログです。

Snow Man初単独ドーム後にブログを書いておきたいと思いながら結局書けずじまいだったので20周年ツアーであるNEWS EXPOはどうしても書き残したかった。ということで自分比スピード感重視で書いていく日記です。でもすでに記憶曖昧な部分多め。

…と下書きを一通り書いてブログのアップをしないままにしていたら、その間に福井・横アリ公演が過ぎ去りプレスの記事が写真付きで上がってしまった。だけどとりあえずこのブログは答え合わせはせずに一旦アップしてしまおうと思います。そのため記憶違い多数あるかと思われます

セトリバレネタバレ多数ですので注意お願いします

 

 

***

 

 

・席、ステージ構成

・衣装など

・歌、演出など

・コヤシゲ

・増田さんと『青いベンチ

・見学の後輩

・美しい希望とはファンと見る未来

 

 

***

 

 

・席、ステージ構成

下手側寄りのほぼステージ正面なスタンド席半ば、という演出を見るにはもってこいの位置。顔を見るには少し遠いけれどもわたしはNEWSのコンサートでは演出を見たい。ステージ構成を見下ろしておや?と思ったのはセンステ・バクステがないということと、NEVERLANDの極太花道を思わせる横幅の広い動線。でもステージが存在するのはメンステだけだし、トロッコで通るのかな?にしては広いしなんかゴツいレーンがあるな?とはてなが飛んでたけど、まさかメンステの一部が可動性で飛び出たり引っ込んだりするとは思わなかった。あれなんていえばいいんだろう…ムビステってことでいいんだろうか。大きさとモニターがついてるという点はフロート寄りな感じ。あいかわらずNEWSは突飛で面白いことを仕掛けてくるな~!これだから好き!

 

 

・衣装など

今回の衣装は増田さんが連載をもつ雑誌『装苑』を出している文化服装学院の学生さんがデザインを描いてくれて、そこに増田さんやいつもの衣装チームがアレンジなど手を加え作ったものだったそう。先の公演のMCなどでその話を聞いていて楽しみ半分不安半分で入ったんだけど、結論めちゃくちゃよかったです、大感謝

1着目の衣装は学生さんのデザイン(おそらく)の中では攻め枠の衣装だった。増田さんアイディアの奇抜さとはまた違った感じの攻め方だなあと思った。3人それぞれのテイストはほぼバラバラといった感じなんだけど、3人で立っているとなぜかまとまっているように見え、この衣装を着たNEWSは例えるなら王国に存在する三大勢力だった。小山さんのジャケット系衣装はナイトっぽいというか正統派な雰囲気、生地もスエード(に見えたけど遠目なので違うかも)のしっかりした作りという感じで、つまり王国の中でも王家寄りの人物だなって思った。小山さんの長身によく合ってかっこよかった…。小山さんの衣装に関してはデザインがというより色使いが面白かった。シゲアキさんの衣装はさらに一風変わっていてパフスリーブみたいに肩にボリュームがあり、片腕に長いグローブを嵌めていた。もう片腕は素手だったはず。形も色使いも変わっていて面白かった。ベージュのハットとふわふわ長い黒髪が只者ではない雰囲気で、かわいいのにかっこよかった。たぶん王国側とも裏社会側とも通じている存在。宝石とか売ってそう。増田さんはゴージャスでリッチな裏世界の帝王だった。衣装の細部を失念してしまったんだけどWhiteのBYAKUYAの黒NEWSを思わせる雰囲気の圧があった。パイロットサングラス+きらきらしたチェーンのめがねストラップでアブなさが増幅している。彼に逆らったらこの国では生きていけなさそうだった。つまりNEWSがこの王国を牛耳る実質権力者だった。

2着目の衣装、これがまたすごかった。断言するけどNEWSを女神だと思ってる人によるデザインに違いない。神聖さがとんでもなかった。NEWS、アテネとヘラとアフロディーテだったもん。そして各々の少しずつ異なるテイストが3人によく似合っていた。白色のジャケットとボリュームのあるボトムスに金色の装飾が施されていて、小山さんとシゲアキさんのボトムスはふわっとしたスカートのようなシルエットで小山さんはかなりやわらかそうな布がたっぷり、増田さんはもっとハリのある生地でボリューミーなワイドパンツ。たしかシゲアキさんのジャケットは後ろ側が長く伸びていたと思う。3人の骨格や似合うデザインがよく考慮された衣装だった。白×金色で王道といえば王道寄りともいえるけどわたしは勝手にもっと不可侵で貴い神々しさを感じていた。NEWSの3人が着ることでそんな価値が付与されるのならそれはもうNEWSが女神ということだ。アテネとヘラとアフロディーテが歌い微笑みを民衆に向ける、ほらそういう宗教画の出来上がりだ。

共通衣装3着目も学生さんによるデザインだと思う。いい意味で若いNEWSが着てそうな感じ(伝わらない)。タータンチェックがかわいかった…。小山さんは私服でもよく着ている赤系のチェックでそれはもうよく似合っていた。小山さんって赤が似合うよね。(ところで記憶があいまいなんだけど増田さんのチェックは青色だったよね…?赤と青と、後述するピンクがNEWSの文脈において何を示しているのか、わたしたちは知っている)

あとは順番や細部を忘れてしまったので箇条書き。

・シゲアキさんのソロ曲衣装(落語家風の衣装だったので羽織のはず)の背中に見返り美人図が描かれていたのだけど、シゲアキさんがその背中をこちらに向けながらはけていって次に始まるのが小山さんのソロ曲『ミカエリビジン』なのは何?そのつながりを考えた原動力は小山さんへの愛?コヤシゲなに?

・派手派手しいピンクの上着は少なくない人数のファンが例の衣装を彷彿としたんじゃなかろうか。そしてあの衣装は、4人の揃い衣装でもあったけど15周年コンサートではメンカラ衣装としてピンクを担っていた

 

 

・歌、演出など

開演前は気付かなかったけどメンステ上部の横長モニターがせり出してくる仕様で、そこにはNEWSお得意の曲中映像が表示されるから立体的に世界観が表現されてより没入することができる形だった。また今年も生バンドの皆さんに帯同してもらえているのがありがたい。とある曲(失念)の間奏では佐々木”コジロー”貴之さんのギターが荒ぶりまくっていてこれを浴びれるのがNEWSのコンサートなんだと思うと最高の気分だった…。NEWS自身の歌声も安定していたと思う。やっぱり去年の”音楽”ツアーを完走したことは大きいんじゃないかな。小山さんの低音は響き渡りシゲアキさんの安定した歌声に聞き入りながら増田さんの超越した表現に圧倒される、本日2公演目だとは思わない素晴らしい歌いっぷりだった。

そんな映像+生バンド+年々進化するNEWSの歌声で披露される曲の数々の中、特に『夜よ踊れ』はこれまでに披露してきたどのパフォーマンスよりよかったと思えた。映像と音とそれから会場を包むレーザーの演出がもう完璧だった。そうなんだよNEWSは光の使い方がとんでもなく良いんだ。それから3人での歌声も。正直に言うとあれは4人の歌声で構成されるのが不動の一番だと感じていたのだけど今回のパフォーマンスを受けて「ああ、3人の曲になれた」と感じることができた。アイドルオタクなんて主観でなんぼだから、誰でもない自分自身がそう思えたことがうれしかったしそう思わせてくれた3人がまた好きになった。

『夜よ踊れ』以外にも演出がいいなと思った曲はたくさんあったのだけど詳細が思い出せないのがもどかしい…。これは前からそうなんだけどNEWSって映像も光の演出も上手で空間ごと魅せてくれる。NEWS EXPOでもそれを当たり前のように感じられたのがうれしかった。

『ギフテッド』はしっかり踊りがついていて歓喜した。あと確か『Haqqy』、曲終わりに赤色のレーザーがまるでがちがちに絡み合い縛りあった赤い糸のオブジェのようになって会場の中心に現れたのには息をのんだ。曲の怪しい雰囲気をレーザーを使って一つの具象で圧倒的に表現するなんてとんでもねえな、と思った。どこからそんなアイディアが生まれてくるんだろう。NEWSって本当にすごい…。

あとは正面スクリーンを真っ白にして光源と成す使い方がやっぱり面白い。当然のように映像を映して演出するものだと思いがちなところをNEWSはそうじゃないスクリーンの活用法を見出している。NEWSのコンサートが好きな理由はまさにここにある。わたしたちを愛してくれるNEWSに会いたいから、そしてNEWSの創造的なアイディアを浴びたいからNEWSのコンサートに入るんだ。

 

 

・コヤシゲ

セトリや曲順上の理由(ユニ曲があったり2人でのMCがあったり)なのか、それともこの日が特段そうだったのかはわからない。けどなんか、わたしはコンサート中に何度も「今日のコヤシゲ1.3倍仲良しじゃん?」と思ってた。仲良しっていうかシゲアキさんちょっと今日小山こやまぁモードじゃないか???と。コヤシゲMC中に懐かしい話をし始め、シゲアキさんが昔はホテルも一緒の部屋だったと言うからそれを受けた小山さんが「草野と一緒だったね」と話を展開させようとして、でもシゲアキさんは”コヤシゲ2人が”同じ部屋に泊まっていたときの話をしたかったので「違うよ部屋のドライヤー使って歌ったじゃん」と話し始めて。もうこっちの感情がめちゃくちゃにされた。たぶんだけど小山さんは脱退メンバーの名前が多く出た大阪公演の流れを汲み草野くんの名前を出したんだよね、でもシゲアキさんはあくまで2人の話をしたくて話題を振ったのよね…(笑)こやしげこやしげ。

それと小山さんが2人でお風呂に入ったときの話をしたときもこやしげで…。シゲアキさんは広いお風呂でストレッチをしたい人で両腕両脚をばーんと広げて入浴していたそうなんだけど、それを再現する小山さんにきゃっきゃしながら「それオードリーの春日さんじゃん(笑)」と自由に脱線ツッコミをしてみたり、「(ストレッチするのは)いいけど俺が目の前にいるんだからさぁ」と言う小山さんに「いいじゃん別に見たことないわけじゃないし。俺も見たことあるし(謎の手の形をしながら)」とまあまあなことを言ったりしてた。ちなみにセリフ部分は全部ニュアンスで書いています。

文字では伝わらないかもだけど全体を通してどうもシゲアキさんの気まぐれな甘えスイッチが入っていたように見えた。こやまと話すの楽しーみたいな。過去の青春とも呼べる時期に披露したユニ曲がそういう気分にさせたのかなあなんて感じた。

チラリズム、わたしは諸々の理由でセトリ入りしないものだと思っていたので当時に似せたシャツ+赤べスト+黒縁メガネのコーデで当時の映像をバックにしながら踊るコヤシゲを見ながらこれは夢か?と疑ってたしアウトロを聞きながらうれしいなあ…と噛みしめていたから、次の曲への感情はスタートダッシュに失敗した。だって『チラリズム』以上に『青いベンチ』をやるなんて思ってなかったから。

 

 

・増田さんと『青いベンチ

いや本当に、テゴマス曲をやるんだっていう心構えをしてなかったのであのイントロが流れ始めた瞬間に自分の身体中がふわっとしたのがわかった。血の気が引くとか脱力するとかってこういう感覚なんだろうなって頭のどこかで思った。ぎゅっと握りしめて上げていたペンラもなんとかつかめている状態。コヤシゲが『チラリズム』をやらないだろうと思っていた理由のひとつは増田さんがテゴマスの曲をやるという想定をしていなかったからだった。いや、よく考えてセトリ予想をしていたらわかっていたのかな。でも少なくとも私の心臓はその準備が足りてなかった。そんな間も増田さんは一人で『青いベンチ』を歌っていた。ハモリがない『青いベンチ』はさみしくて、でもそんな気持ちを吹き飛ばそうといわんばかりに増田さん一人での歌声はとても力強かった。増田さんの歌唱力ってすごくて生で浴びれることを誇らしく思うくらいに身体に響くしいろんな表情を持っている。わたしが特に増田貴久ってすごいんだぞと言って回りたくなるのは例えば『JUMP AROUND』や『JUNK』なんかの帝王・増田貴久だったり『未来へ』みたいに大地へ轟くような自然の王・増田貴久の歌声なのに、今回に限っては一人でテゴマス曲を歌うことへの説得力を一番にすごいと思った。あの瞬間わたしはたしかに増田貴久の歌声によって説得させられていたなあと思う。

 

 

・見学の後輩

この日見学に来てくれていたのは伊藤篤志くんと池田宗磨くん。あちゅは手土産を持ってきてくれたそう。関ジュの子は誰から聞いても手土産に関してしっかりしているからすごい。池田宗磨くんはカメラに抜かれた瞬間NEWSも会場もびっくりするぐらい号泣していて、手に持ったこやますのサイン入り顔うちわとグッズTシャツを一生懸命カメラに映そうとしてくれていた。楽屋に挨拶に来てくれたときにこやますがサインしてあげたのだがちょうどそのときシゲアキさんは部屋にいなかったそう。シゲアキさんはトロッコでバクステ側(ステージないけど)に向かったとき池田宗磨くんを見ていたそうで、「号泣しながら『フレーフレー!』してた」と笑っていた。そんな池田宗磨くんの健気さとあちゅのかわいらしさに会場は心奪われまくりだった。癒しをありがとう、NEWSを見に来てくれてありがとう。最後の挨拶で増田さんが「Jr.の後輩たちにこの先輩がいる事務所を選んでよかったと思えるように頑張る」「かっこよかった?」と呼びかけたとき、恐らく池田宗磨くんと思われるペンラが激しくぶんぶんと振り回されているのが見えてたまらない気持ちになった。

池田宗磨くんの名前や憧れの先輩が増田さんなことを知ったのは終演後にレポを読んでいたときだったので存在を知らなかったことは申し訳ないんだけど、こんな風に熱を帯びてNEWSのコンサートを見てくれる後輩がいることが胸を打った。それはNEWSのコンサートという優れたエンターテインメントからなにかを持って帰ってくれる後輩がいてほしいという願いが少し満たされたと同時にNEWSはまだローティーンの彼の感情をこんなにも揺さぶる存在なんだなあと感じられたから。不当に過剰な誹謗中傷を受け自分たちの将来に暗雲がさしているような状況の中で彼のような存在はきっと3人を勇気づけたと思うし、ファンであるわたしもあの光景は純粋にうれしかった。そしてファンであるわたしたちも、NEWSにとってそのような存在であればいいなと思う。

 

 

・美しい希望とはファンと見る未来

NEWSとファン悲願の東京ドーム公演が決まったという感無量の思いと背中合わせに存在する今の状況への漠然とした不安感。正反対の思いがあるタイミングにNEWS本人の言葉を直接聞ける場所があって本当によかったなと思った。NEWSが作るエンターテインメントが好きだということと、今ファンとNEWSは同じ(と言い切るのはおこがましいけど)方向を見てるんだということを再認識できた、と思っている。

今後がどうなるかは見えないままだけど多分わたしたちはNEWSのことをもっと信じて時に寄りかかってもいいんだろうな。そう思わせてくれたNEWSのこと、これからも好きだしこの先もいろんな未来を一緒に見たい。美しい希望を一緒に叫びたい。さあ、まずは待ちかねていた舞台・東京ドームへ。夢を目指すNEWSに幸あれ。